2回目のロックダウン開始から、10日が過ぎました。
「白髪が気になるなー…」
ただでさえ外出規制で気分が冴えない所に、白髪は嫌なものです。
「いっそのこと家で染めてしまおうか?」と、悩まれているお客様からご相談を受けます。
「いつも美容院でやっているので、市販のカラーを使っていいのか?」、「次に染めてもらう時に色がまばらになったり、染まらなかったりしないかなー?」などなどと心配になりますよね?
また、過去に市販のヘアカラーで染めて、「黒く染まりすぎてしまった」、「逆に思うように染まらなかった」ご経験のある方もいらっしゃいます。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
美容院で使うヘアカラー剤と市販のヘアカラー剤は全く異なります。
市販のカラー剤はプロ用ではなく、一般の方用に作られています。
つまり「誰でも短時間で簡単に染められるように」出来ており、しかも、手に届く価格に抑えてあります。
よって、短時間で染まるように染料を濃くする傾向があります。(なので、よく「仕上がりが黒すぎる」と言われます)
また、早く染まるようにする為、髪に刺激が強い成分が含まれていたりします。(髪が「突っ張ったような仕上がり」になる)
さらに、悲しいかな市販のカラーでダメージを受けた後の髪を美容院でカラーすると、希望の色を出せないことがほとんどなのです。(涙、涙、涙)
そして、修正には数か月かかることもあります。
…と、美容師泣かせの「市販のカラー」ですが、そうは言っても、鏡をみてもやもやしますよね?
そこで今回は、皆様が「カラーをしないで少しでも気分が良くなりますように!」との願いを込めて、代案アイテムをご紹介させていただきます!
白髪用ヘアマスカラ
メリット:
手軽にその場がしのげる
シャンプーで洗いながせる
白髪をぼかせる⇒白髪の「ヒカリ」や「目立ち」を抑える
日本では以前から沢山商品化されていますが、フランスで普及し商品がどこでも手に入るようになったは最近の事です。
Akari Cut Parisで主に使っているカラー剤メーカー、シュワルツコフ プロフェッショナルが一般向けに出した、
Schwarzkopf Hair Mascara
シュワルツコフ ヘア マスカラ 6色
Noir:黒
Châtain Foncé :ダークブラウン
Châtain:ブラウン
Acajou:赤褐色
Blonde Foncé:暗めのブロンド
Blonde Claire:ハイトーンの金髪
色の選択:
明るめの髪の方はブラウン
暗めの髪の方はダークブラウン
で対応できるかと思います。
ちなみに、私の髪は黒とダークブラウンの間ですが、ブラウンだと明るく軽やかな仕上がり、ダークブラウンだと自分の地毛の色に合う感じでした。
〈使い方〉
根本1~3cmなら根元から5㎝位の所をピンっと引っぱりあげて持ちます。毛先付近まであるなら毛先を持ちます。頭皮に対して45~90°に持ち上げると塗りやすいです。何回か重ね塗りしてください。
※指についたらすぐに石鹸で洗ってくださいね。
…ということで、とっても簡単です!
この状況がすこしでも収まり、皆様にサロンでお会いできる日を心待ちにしております。
それまで、ヘアマスカラでナチュラルにエレガントな髪を保って乗り切りましょう!
次回は、お客様からのご質問N.01!の「白髪を抜いちゃだめですか?」です。
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